倉敷でプラネタリウムがリニューアルオープン|天文王国おかやま
倉敷科学センターのプラネタリウムがリニューアル
倉敷科学センターにあるプラネタリウムが
3月27日(水)にリニューアルオープンしました。
早速、行ってきました( ☆∀☆)
新しい投映機はケイロン3(CHIRON Ⅲ)
投映機は光学式プラネタリウムで五藤光学研究所製のケイロン3(CHIRON Ⅲ)。
21メートルのドームスクリーンも165席の座席もすべて新しくなりました。
スクリーンは継ぎ目がほとんどわからないし、座席の横幅も少し大きくなり、座席と座席のあいだが広くなったので、今までより5度ほど深く背もたれが倒れるので、さらに快適に。
…となると、今までよりもさらに夢の中へいざなわれやすくなった、とも言えるのかも。
入り口から素敵☆
プラネタリウムへ向かう通路には、天井からライトが下がっています。
このライトの数が21個。
…つまり、1等星の数と同じなのです。
ライトの色も、それぞれの1等星の色に合わせて変えているというこだわりが。
そして、その中で2つだけ仕様の違うライトが。どの1等星かは…実際に行ってみて、確認してくださいね。
素晴らしい映像
さて、いよいよ投映です。
まずは、全天周映画をみたのですが、美しい映像と迫力に、どこを見ていいかとまどうくらいです。
恐竜が目の前にせまってきた時は、ビクッとしました。
でも、ところどころ、寝落ち…。
睡眠不足だったのと、椅子の心地よさにやられてしまいました。
想像を超えるプラネタリウム☆
その後、お待ちかねのプラネタリウム。
新しいプラネタリウムを紹介する番組と生解説での本日の星空案内という構成です。
プラネタリウム施設についての紹介では、音響と映像がすごくて、その迫力と美しさに、ワクワクがとまりません。
それより何より、私が1番感動したのは、瀬戸大橋の夕暮れから星空に変わっていく映像です。
これはもう、本当にビックリして、『わぁぁッッ』って、声がもれちゃいました。
というのも、その瀬戸大橋の映像では、海上の船や橋の上の車が動くのです!
…これ、文字で読むと『それだけ?』と思われるかもしれません。
でも、おそらく、今までのプラネタリウムではなかったことなのです。
10Kデジタルパノラマのクリアな映像で、まるで鷲羽山の山頂から実際にその景色を眺めているかのような、リアルな体験ができます。
心の中で『うぉぉ!すっごい!ホントに!?いやいやいや、まじですごいんですけど!どうやったの、これ!?うわぁぁぁ!』みたいな感じで叫びつつ、大興奮しました。
そして、安定の生解説を楽しみました。
…いつもは、どんなに素晴らしいプラネタリウムでも、どう頑張っても、室内の暗さとリクライニングの椅子のせいで、いつの間にかウトウトしてしまう私なのですが(ついさっきも寝てしまった)、このプラネタリウムではその素晴らしさに目がくぎづけになって、全く眠気がこなかったのでした。
あとで伺ったところによると、このオープニングの瀬戸大橋の映像を作るために、たくさんの時間をかけて、実際に撮影をされたそうです。
この美しい映像は、ものすごく頑張られた、その努力の結晶でもあるのだなぁと、感動とともに、深い感謝と畏敬の念がわいてきました。
プラネタリウムのキャラクター
そして、館内に全部で3体ある、丸っこい編みぐるみのキャラクター。倉敷科学センターからの呼びかけに応えて、有志の方が作ってくださったそうです。
それぞれ大きさや色が違って個性的です。ちなみに、まだ名前はついていないそうです。
どこにいるか、探してみてくださいね。
まとめ
本当に素晴らしかったー!
リアルな流星の映像もあったりして、今後、これまでよりもさらに愛されるプラネタリウムになっていくと思います。
素敵なプラネタリウムを倉敷につくってくださって、ありがとうございます。
本当に素晴らしいので、ぜひとも多くのみなさんに、体験してもらいたいです。
ちなみにチケット購入についてですが、事前の予約はできず、朝9時に、当日分全ての投映回チケット(全席自由席;各回165席)を販売されるそうなので、ギリギリに行くと満席で購入出来ない場合があります。
ご注意くださいませ。
くわしくは、
倉敷科学センターHP をごらんください。
ありがとうございました!