星取県のプラネタリウムと“べっぴんさん”な望遠鏡|鳥取市さじアストロパーク
令和初のプラネタリウム
元号が平成から令和になって初のプラネタリウムは、かねてから行ってみたかった鳥取市さじアストロパークへ。
今回は、プラネタリウムの生解説をされる方にお目当ての方がいらっしゃったので、GWにお出かけしてきました。
素敵なお出迎え
さじアストロパークに向かう道の脇に、星の反射板が。夜になると光るのでしょう。
いいですね、ワクワクしてきます。
到着して、プラネタリウムのある建物に向かっていくと、その手前の“星の広場”にこんな感じに星座絵が。
ほかにも夏の大三角のはくちょう座とわし座や、さそり座なども。いいですねぇ。
望遠鏡付きのコテージがあるのを眺めつつさらに歩いていくと、日時計があります。
曇っていたのですが、しばらく待っていると陽が差してきました。
時刻はほぼ同じです。すごいなぁ。
まずは入館
利用料金は、入館料300円とプラネタリウム観覧料300円とで合わせて600円ですが、JAFカードを持っていると割引があって、合わせて480円になりました。
腕に、ピンクの紙テープを巻いてもらいます。これがあると、館外への出入りが自由になるそうです。
そこで、プラネタリウムまで少し時間があったので、敷地内にある『天の川』という種類の桜の木を見せていただきました。
桜の種類にも星に関連する名前がある、ということは、今年になって初めて知ったのですが、なんだかうれしい。
この桜は、枝があまり横に広がっていかないタイプのようです。鳥取が寒いので、まだ咲いていました。
このまま元気に育っていきますように。
いよいよ、プラネタリウム
時間になったので、2階のプラネタリウムへ。定員40名のコンパクトな大きさです。
プログラムは、今夜の星空生解説とオリジナル番組の『星取絶景』です。
生解説を聞くと、いつも見ている星をさらに身近に感じられてうれしい。
やっぱり、生解説っていいですね。
『星取絶景』では、時々ついうとうとしてしまいましたが、後半にはクイズもあり、新しい発見があって楽しかったです。
103センチ望遠鏡
その後、103センチの望遠鏡を見学。
望遠鏡のドームは天井が高く広く、椅子も置いてあり、座って説明を聞けます。
真っ直ぐ上に向けられた望遠鏡に映像を写すプロジェクションマッピングで、さじアストロパークの説明がされて、ワクワクしました。
2019年春からの試みだそうですが、真っ白い望遠鏡に映像が映るのは斬新で面白かったです。
その後、ドームの窓が開けられて、昼間の星を見せてもらいました。私の1番好きな星、おおいぬ座の1等星シリウスです。
時折雲が邪魔していましたが、青空の中でもシリウスはキレイに輝いていました。
ちなみに、1人1人順番に細い筒からのぞくのですが、この筒が色んな角度に自在に動くのがとっても便利で、背の高い方から小さなお子さんまで、脚立や階段を使うことなく星を見ることができるのです。
こういうタイプのものは初めて見たので、とても感動しました。
ほかにも魅力たくさん
ほかにも、館内全体を使ったクイズラリーがあったり、アストロ図書室には、天文分野のいろんな有名人の方のサイン色紙がズラリと並んでいたり。
惑星が天井から下がっていたり、素敵な写真展が開催されていたり、アンケートに答えるとポストカードをもらえたり…。
そして、私の大好きな顔はめパネルが、宇宙飛行士姿で合わせて3ヶ所もありました。
展示・体験コーナーでは子どもも大人も楽しそうに展示物とふれあっていたし、アストロショップでは、さまざまな天文関係のグッズとともに、鳥取と言えば!の梨のジェラートや手作りの草餅まで売っていました。
本当に魅力がたっぷりです。
まとめ
時間の都合ですべてを体験することはできませんでしたが、そんな中でも目一杯楽しみました。
そうそう、申し出れば『天文台カード』がいただけるそうです。この天文カード、すべての天文台にあるわけではないそうなのですが、これを集めるのも楽しそうですね!
以上、お天気にも恵まれて大満足の、さじアストロパークでした。
今回は昼間だけだったので、いつかコテージに泊まって、夜の星を見たいです。
なんと言っても、星取県ですものね!
ありがとうございました☆